中国新幹線乗車記 広州南〜武漢間

「中国の新幹線に乗ってみたい」という願望がずっとあったので、この旅行を機に乗ってみました。



広州〜武漢間を結ぶ、武広高鉄に乗りました。
この路線の高鉄は広州の南にある広州南駅から発着しています。



朝、ホテルの最寄り駅から地下鉄を乗り継いで広州南へ。



広州南駅の外観です。

まだ新しいです。出来てから間もないのですかね。


中はだだっ広いです。とにかく広い!

中国のターミナル駅って、規模がデカすぎます。さすが大国です。



新幹線の切符を買う為に、切符売り場へ。

相変わらず行列が出来ていました(笑)
大きい駅だと必ずといっていいほど行列が出来ているんですよね。


自動券売機もありますが、ICの身分証明書(?)を持ってないと購入できないようです。
つまり中国人専用。外国人は窓口で買うしかないのです。
暑い中行列に並び、切符を購入。なんで冷房効いてないのですか・・・。


切符を購入する際に、パスポートの提示を求められました。
外国人はパスポートを持ってないと鉄道の切符が買えません。変わった国ですね。


二等車(普通車)にしました。運賃は465元。
中国にしては高すぎます・・・。そこそこ裕福な人民しか乗れないのでは?



9:55発の列車です。ドイツのICEタイプの車両でした。


車内はほぼ満席。


300km/h前後で走っていました。

揺れも少なく、乗り心地は良かったです。


しばらく満席状態でしたが、途中の長沙駅でほとんど降りてしまいました。
そのため、後半はガラガラだったのでとても快適に過ごせました。




広州を発車してから約4時間後、終点の武漢に到着しました。

武漢。中国語の発音だとwuhan(ウーハン)です。


立派な駅舎です!


広州は暑かったのですが、武漢は少し肌寒く感じました。
お腹激ペコだったので、駅の中にある食堂に入りました。


ピーマンと肉を炒めたものと焼き魚を注文しました。

これはなんの魚なんでしょう。初めて見る魚でした。骨が異常に多かったです。



食後、帰りの新幹線の切符を買うために窓口へ。
行きはICEタイプだったので、帰りは日本のE2系タイプに乗りたい!
ということで、時刻表で列車の車種を調べてみたら、E2系タイプの列車があまり無い・・・。


広州に着くのはなるべく21時前が良いので、武漢16:40発の列車に乗ることにしました。


時計を見たら、もう15時過ぎていました。列車の発車時間まであと1時間ちょっと。
せっかく武漢に来たのですから、有名な黄鶴桜に行きたい。
しかし、あと1時間ちょっとの時間で行って帰ってこれるだろうか。


じっくり考えた末、無理と判断。
悔しいけど諦めました。また次の機会に。武漢、また来るかなぁ・・・。


駅周辺をブラブラ〜。





市街地から結構離れているので、特に何もありませんでした。
駅の中で待つことにしました。


待合室の窓からホームを眺めていたら、ものすごく長い列車が発車していきました。

すごい!さすが中国。


やがて発車時刻が近づき、ホームに入場できるようになりました。
中国の鉄道は発車時刻直前までホームに入れません。


おぉ!!!E2系!!!!


一等車(グリーン車)に乗りました。料金は740元。高すぎ・・・。

乗り心地は日本のE2系とさほど変わらないと思います。とても快適でした。


約4時間後、広州南に到着しました。

ありがとう偽E2系


広州駅の駅前は野宿の人たちがいっぱいいました。

なんとも中国らしい光景。



とても貴重な体験になりました!
bye☆^3^